what a wonderful world

金田サカエ!!16才。しゅみはおしゃれと音楽とかいもんです。しょーらいのユメは外人になることです!
…ってことで岡崎京子さんの「東京ガールズブラボー」のお話。

舞台はニューウェーブ全盛期の80年代後半の東京。
北海道から東京に引っ越してきた女子高生、金田サカエちゃん(大好き!)が己の好奇心のままにいろんなところに動き回る話…って書くと妙にチープだけど、YMOやらツバキハウス、ロンドンナイトなどなど当時のナウがいろいろ出て来るわけです。なにもかもが金色に輝いていて、好奇心を刺激するものがバンバンあった。88年にトゥーリアのシャンデリアが落下して「ディスコが終焉を迎えた」と言われ、クラブシーン(の、ようなもの)が生まれ始める。その終りと始まりの時代に東京中を駆けずり回り、もがき苦しむ主人公のサカエちゃんの輝きたるや…
もう全てのことは以下のセリフにあります。

本当はわかってんだ
だってそれはとてもカンタンなことなんだもん
それはとてもワクワクしてドキドキして新鮮で胃が痛いくらい
頭痛がするぐらいカッコ良くて楽しいことよ
100mの波の上からまっさかさまに落ちるような
それはすっげえカッコイイ音楽を聞いたような感じ
そういうことがやりたいの
でもむつかしいのは
それが具体的にどういうことで
どうしたら自分で出来るかがかいもわかんないことだわ

今、自分がクラブに行く理由やDJをする理由、パーティーをする理由っていうのは本当にそういうこと(ワクワクしてドキドキしてカッコ良くて楽しいこと)なわけで、でもこの現在の状況でパーティーをすることはなんだか手探り状態な気がするのです(パーティーだけじゃなく全てのことに通じることだけども)。
やるからには"ワクワクしてドキドキしてカッコ良くて楽しい"パーティーにしたい。そういうつもりでがんばって来ています。でもそれが具体的にどういうことなんだろうか…と。
俺にできることは自分のDISCOフィルターを通してtomo iwasakiとして最高のDJをお届けすること。そして3人でABCDisco☆として最高の時間を提供すること。

楽しく過ごしたいだけ。嫌なこととか忘れて飲んで踊りたい。そういう人たちを満足させる一晩にしたい。いや、するッス!
…ってことで当日までに「東京ガールズブラボー/岡崎京子」を読んでくること。そう、全員だ!
以上、ともいわさきでした。長文しっつれーい。