GYMTONIC

ドダイですこんにちわ。前回STARDUSTの話の続きでも書いてみたいと思います。
続きっていうか、STARDUST後の話です。98年頃、DAFTを中心とする一派がPAUL JOHNSONDJ SNEAKといった当時落ち目だったシカゴハウスの連中を引っ張り出してフィルターハウス漬けにさせてしまったのですが、これがジャストフィット。僕の中で相反すると思われていたシカゴの下品な要素とフレンチの上品な要素(まああんまり上品でもないか)がビックリするほどハマッた。PAUL JOHNSONもSNEAKも今ではそれ程下品な音作りでなくなったのは多分フレンチ一派との邂逅があったからだと思います。 これが僕の中でのディスコを決定的にさせるものでした。そういやDAFTPUNKの一枚目は元祖フィルターハウスな言われ方しますが、よく考えてみるとシカゴのミュータント的な音ですよね。
一方でBOB SINCLARやらCASSIUSやらI-CUBEやら、DAFTの後に続けと出てきました。BOB SINCLARもシングルのリミキサーでシカゴの新鋭CZRを起用してたりとシカゴリスペクトの姿勢を見せてたと思います。98年はPARIS IS BURNINGと言われていただけあってフランスがホント面白かったですが、ただ面白いだけでなくハウス発祥の地シカゴへのリスペクトを丸出しにしていた、これが僕の中で無理なくディスコとテクノ(というかシカゴハウスか)を結びつけるものになっていたのだと思います。先ほど昔のフレンチハウスを引っ張り出して聴いてみたところ中々新鮮でした。パーティ当日色々かけてみたいと思います。
今のフレンチシーンはハウスよりも割りとBLACKSTROBEなどのエレクトロクラッシュやレーベルKARATに代表されるエレクトロニカが盛り上がっているようです。しかしフランスといったらなんと言ってもローラン・ガルニエです。彼がいたからこそフランスシーンは今もなお盛り上がっている。あ、全然ディスコじゃなくなってきた。次回はマッシュアップとか書いてみたいと思います。